DIYミュージックラボ by moriarty84

DIYの精神でギターを改造したり、DTMをしたりする管理人のメモ的なブログ。内容はあくまで素人のチャレンジなので、真偽のほどは不明。あしからず。

ギターをオーダーしてみたい ーRY Guitarオーダー記 その3ー

では、前回の続きでRY guitar オーダー記の続きを書いていきます。

比べる基準となるのは自分の持っている3本です。

 

【パーツ選びについて】
ネックから下に降りてきてボディのパーツ周り、ピックアップやブリッジなどを決めていきます。
もともとのコンセプトが宅録が中心でなんでもできるギターなので、そこから調べていきます。


まず、ピックアップの種類ですが大きく分けてストラトなどに使われるシングルコイルとレスポールなどにつかわれるハムバッカーの2種類があります。
なんでもできるギターがコンセプトなので、二種類のってるとよいなというのと、
そして調べるとハムバッカーはコイルタップといって配線によってシングルコイルの音も出るとの情報も得たのでHSHの配列を選びました。
フロントからハムバッカー、シングルコイル、ハムバッカーですね。そして、フロントはコイルタップにしようと思いました。
リアのシングルコイルは持っているストラトでもほとんど使わないのでコイルタップは無しでハムバッカーのままです。
SSHの配列のストラトで、リアのハムバッカーでバッキングをするという情報もよく見たのも理由の一つです。

 

次にピックアップをどのメーカーのものを使うかです。
主に宅録をメインに使うだろうなあと考えていたので、ノイズの少ないものはないかなと調べていってアクティブピックアップにたどり着きました。
EMGというメーカーのピックアップで、ハイゲインなメタルなどによく使われているもののようです。
中にはアクティブ臭いとか、全部同じ音になるなどネガディブな意見もあります。
そして、ハイゲインの音はよく使われているのですが、自分の使いたいクリーンからクランチの音はあまり情報が出てきません。

RYさんの動画にはクリーンの動画があって非常に参考になりました。

www.youtube.com

 

ですが、調べていくとXシリーズという、パッシブに近い音が出るシリーズがありました。


EMG公式のXシリーズのクリーンの音も何度も聞いたりして調べつつ、
RYさんのギャラリーにもXシリーズを使ったものがあったのでこれはよいし、面白そうだと決めていきました。(自分の場合、面白そうだという点は決め手になることが多いです。)

www.ryguitar.com

なので、ここで使われているシリーズを参考に
タップできるものと、そのまま使うものをチョイス。
最終的にはフロントからEMG 89XR、SLV-X、85Xを選びました。

 

そして、なんでもできるギターということでさらに欲張ってしまいました。

 

ピエゾも使えたら、アコギの音もだせて面白いのではないかと思ってしまったのです。
そして、さらにほかのピックアップとMIXできたら音作りの幅が広がるなとも。

調べてみたら、PRSやGodinなど前例がありました。
なのでRYさんに相談してみるとできるとのことだったので搭載することにしました。
その時候補に挙がったのはFISHMANとL.R.Bugsのシンクロトレモロタイプです。

少ない情報ながら動画をみて音を聴き比べた結果FISHMANのほうが好きだったので
FISHMANを選びました。

 

そしてコントロールは、1Vol、1Tone、ピエゾとのブレンダー、ピエゾのミニスイッチ(OFF、MIX、ピエゾonly)、Volタップでフロントシングル、
こんな感じにまとまりました。

 

あとはジャックの位置をサイドにして、シャーラ―のロックピンにしてもらいました。

 

【塗装とデザインについて】
とても重要な要素ですね。見た目の部分についてです。
塗装の種類はポリ塗装とラッカー塗装と選べて迷ったのですが、
ラッカーは溶けたりするとショックを受けすぎてしまうと思ったので、
取り扱いが簡単なポリ塗装にしました。
そして、全体のデザインです。
RYさんのスポルテッドメイプルのストラトがかっこよかったので色は青系と決めました。

www.ryguitar.com


青系のギターって独特の魅力がありますよね。
あと、ナチュラルのバインディングこれがかっこよかった!
そして、ここでも欲張ってしまいました。
グラデーションカラーなんて特別感あって良いなと。
ということで、いろいろな画像をかき集めて参考画像を作りRYさんにお願いしました。
この通りにならなくても良いと補足を入れて、グラデーションの感じや全体のパーツのチョイスを画像にデザインしてお渡ししたので、
自分の確認にもなりますし、間違いが少なくてよかったかなと思いました。

いろんな画像を張り付けているので、モザイク付きで紹介します。

RYギター注文サンプル画像

 


最後に弦の太さですが、いつも使っている09-42をチョイスしています。


これで一通りお願いする部分はまとまったので、
RYguitarさんと詰めのやり取りをしつつ、製作をお願いすることにしました。


やり取りもできる点できない点を明確に示していただいたので、
不安なくお願いすることが出来ました。

完成まで8か月程度かかるとのことでしたので、気長に待ちました。


気が変わってしまわないように、お願いした後は何も調べていません。
これも一つのポイントかもしれません。(笑


製作に着手されたと連絡があった後、製作途中の写真も送られてきたので、
それもとても楽しみでした。

製作記に載っているような画像です。掲載にタイムラグがありますが、実際の製作がお忙しいだろうと想像もつきますし、記事が更新されることで、工房が動いているんだなと安心感もあります。製作記に載るとまとまって見れてオーナーとしてはうれしいですね。

スポルテッドメイプルHSHブルーグラデーションPG - ギターオーダーメイド承ります。お気軽にご相談下さい。

 

次回の記事では、製作途中から到着、インプレッションまで書きたいと思います。
長くなりますが、気長にお付き合いいただけると嬉しいです。

 

内容ですが、素人がちょっと調べたことですので間違っていることあると思います。優しい目で見ていただければ幸いです。