ギターをオーダーしてみたい ーRY Guitarオーダー記 その3ー
では、前回の続きでRY guitar オーダー記の続きを書いていきます。
比べる基準となるのは自分の持っている3本です。
【パーツ選びについて】
ネックから下に降りてきてボディのパーツ周り、ピックアップやブリッジなどを決めていきます。
もともとのコンセプトが宅録が中心でなんでもできるギターなので、そこから調べていきます。
まず、ピックアップの種類ですが大きく分けてストラトなどに使われるシングルコイルとレスポールなどにつかわれるハムバッカーの2種類があります。
なんでもできるギターがコンセプトなので、二種類のってるとよいなというのと、
そして調べるとハムバッカーはコイルタップといって配線によってシングルコイルの音も出るとの情報も得たのでHSHの配列を選びました。
フロントからハムバッカー、シングルコイル、ハムバッカーですね。そして、フロントはコイルタップにしようと思いました。
リアのシングルコイルは持っているストラトでもほとんど使わないのでコイルタップは無しでハムバッカーのままです。
SSHの配列のストラトで、リアのハムバッカーでバッキングをするという情報もよく見たのも理由の一つです。
次にピックアップをどのメーカーのものを使うかです。
主に宅録をメインに使うだろうなあと考えていたので、ノイズの少ないものはないかなと調べていってアクティブピックアップにたどり着きました。
EMGというメーカーのピックアップで、ハイゲインなメタルなどによく使われているもののようです。
中にはアクティブ臭いとか、全部同じ音になるなどネガディブな意見もあります。
そして、ハイゲインの音はよく使われているのですが、自分の使いたいクリーンからクランチの音はあまり情報が出てきません。
RYさんの動画にはクリーンの動画があって非常に参考になりました。
ですが、調べていくとXシリーズという、パッシブに近い音が出るシリーズがありました。
EMG公式のXシリーズのクリーンの音も何度も聞いたりして調べつつ、
RYさんのギャラリーにもXシリーズを使ったものがあったのでこれはよいし、面白そうだと決めていきました。(自分の場合、面白そうだという点は決め手になることが多いです。)
なので、ここで使われているシリーズを参考に
タップできるものと、そのまま使うものをチョイス。
最終的にはフロントからEMG 89XR、SLV-X、85Xを選びました。
そして、なんでもできるギターということでさらに欲張ってしまいました。
ピエゾも使えたら、アコギの音もだせて面白いのではないかと思ってしまったのです。
そして、さらにほかのピックアップとMIXできたら音作りの幅が広がるなとも。
調べてみたら、PRSやGodinなど前例がありました。
なのでRYさんに相談してみるとできるとのことだったので搭載することにしました。
その時候補に挙がったのはFISHMANとL.R.Bugsのシンクロトレモロタイプです。
少ない情報ながら動画をみて音を聴き比べた結果FISHMANのほうが好きだったので
FISHMANを選びました。
そしてコントロールは、1Vol、1Tone、ピエゾとのブレンダー、ピエゾのミニスイッチ(OFF、MIX、ピエゾonly)、Volタップでフロントシングル、
こんな感じにまとまりました。
あとはジャックの位置をサイドにして、シャーラ―のロックピンにしてもらいました。
【塗装とデザインについて】
とても重要な要素ですね。見た目の部分についてです。
塗装の種類はポリ塗装とラッカー塗装と選べて迷ったのですが、
ラッカーは溶けたりするとショックを受けすぎてしまうと思ったので、
取り扱いが簡単なポリ塗装にしました。
そして、全体のデザインです。
RYさんのスポルテッドメイプルのストラトがかっこよかったので色は青系と決めました。
青系のギターって独特の魅力がありますよね。
あと、ナチュラルのバインディングこれがかっこよかった!
そして、ここでも欲張ってしまいました。
グラデーションカラーなんて特別感あって良いなと。
ということで、いろいろな画像をかき集めて参考画像を作りRYさんにお願いしました。
この通りにならなくても良いと補足を入れて、グラデーションの感じや全体のパーツのチョイスを画像にデザインしてお渡ししたので、
自分の確認にもなりますし、間違いが少なくてよかったかなと思いました。
いろんな画像を張り付けているので、モザイク付きで紹介します。
最後に弦の太さですが、いつも使っている09-42をチョイスしています。
これで一通りお願いする部分はまとまったので、
RYguitarさんと詰めのやり取りをしつつ、製作をお願いすることにしました。
やり取りもできる点できない点を明確に示していただいたので、
不安なくお願いすることが出来ました。
完成まで8か月程度かかるとのことでしたので、気長に待ちました。
気が変わってしまわないように、お願いした後は何も調べていません。
これも一つのポイントかもしれません。(笑
製作に着手されたと連絡があった後、製作途中の写真も送られてきたので、
それもとても楽しみでした。
製作記に載っているような画像です。掲載にタイムラグがありますが、実際の製作がお忙しいだろうと想像もつきますし、記事が更新されることで、工房が動いているんだなと安心感もあります。製作記に載るとまとまって見れてオーナーとしてはうれしいですね。
スポルテッドメイプルHSHブルーグラデーションPG - ギターオーダーメイド承ります。お気軽にご相談下さい。
次回の記事では、製作途中から到着、インプレッションまで書きたいと思います。
長くなりますが、気長にお付き合いいただけると嬉しいです。
内容ですが、素人がちょっと調べたことですので間違っていることあると思います。優しい目で見ていただければ幸いです。
ギターをオーダーしてみたい ーRY Guitarオーダー記 その2ー
間がかなり空いてしまいましたが、オーダー記の続きです。かなり長くなりそうなのであと数回続きますので、気長に読んでください。
オーダーをしてみようかなと思いたって、まずは見積もりをしてみようとRY Guitarさんともう一つ今回はお願いしなかった別のメーカーさんに問い合わせてみました。
webのフォームから問い合わせが出来るのですが、それを選ぶだけでも色々と調べる必要がありました。
ひとまずわからないところはざっくりと埋めて、フォームを送信。返事を待つことに。
どちらもわかりやすく、お返事をいただきました。今回お願いしなかった別のメーカーの営業担当の方は自分の送った内容から、ボディ材の提案や木材の水分の含有率の話まで丁寧にして頂きこだわりが伝わってきました。
その後、検討して自由度やお値段を考慮しつつ、やはり最初に見て魅了されたギターを作られたRY Gutarさんに今回はお願いすることにしました。
ですが実際にお願いするには、簡単なwebのフォームでも躓いたのでギターのことをもっと調べる必要があるなと実感しました。どうせ頼むなら持ってないような仕様で、なおかつなんでもできるギターが良いなということで具体的な仕様も決めることにしました。(きっとオーダーあるあるですね。仕様をもりもりにしてしまうという。。。)
検討の際に比較対象となったのは、その時手元にあった3本のギターです。
・Fender Japan JM66(ジャズマス)
・walhalla guitars テレキャスターシンライン
一番手に馴染んでいたのが オーソドックスなストラトタイプのST62-55なので、それに似せた弾き心地がいいかなと思って基準にしていきました。
材選びから、ネック~ボディにかけて調べていったことと選んだ仕様について書いていきます。長くなりそうですが、2回ぐらいに分けようと思いますので気長に読んでいただければ。
まず大前提として自分の腕は大したことないので、狙った音はありません。出来上がったギターを楽しもうというスタンスなのでオーダーして思ったのと違った!というのはほぼないという条件です。
とはいえ好きな方向性はなんとなくあります。
あまり歪ませずクランチ気味の音色が好きで、ライブをするというよりは宅録などをやっていきたいなと思っているといったところです。
ですが、音を一番に考えるというよりは大したことのない腕ですので見た目や試したことがないから弾いてみたい!のほうを優先して決めていくことも多かったかなとおもいます。
【材選びについて】
ストラトを基準に考えていきました。ディンキータイプも選べたのですが、大きいボディのほうが見た目が好きなので標準的なストラトです。
ボディの材質について色々と調べたところ定番の材としてアルダー、アッシュ、マホガニーがあります。それぞれの音の特徴は簡単にまとめるとこんな感じでした。
・アルダー 高域から低域までバランスが良い材
・アッシュ メリハリの良い輪郭のはっきりした材
・マホガニー 中低域に特徴があり、ファットな材
トップ材は憧れのスポルテッドメイプルと決めていたので、おそらくメイプルの明るめの音色がプラスされるんじゃないかと思っていました。なので、マホガニーと合わせたらバランスよいのではと思いボディ材はマホガニーを選択。比較したギターがアルダーとアッシュのボディだったので、違うのがよいなという点も大きかったです。
そしてそのボディに合わせるネックと指板材です。ストラトを基準にしたので、メイプルのネック材は決めていました。後は指板材を考えました。
指板材も色々あるようで、代表的なのはローズ指板、メイプル指板、エボニー指板でしょうか。特徴はこんな感じみたいです。
・ローズ指板 重厚感のある中低音、粘りのある音
・メイプル指板 明るく立ち上がりの良い音
・エボニー指板 鋭くレスポンスの良い切れのある音
結果的にはエボニー指板を選びました。メイプル指板より黒っぽいの色のついた指板のほうがかっこいいと思っていたので、ローズがエボニー。そして持っているギターはどれもローズ指板だったので使ってみたいと思ったのと、マホガニーボディとエボニー指板の組み合わせが調べてみるとレスポールなどに多かったので組み合わせとしてありだなという理由です。
他にも様々な材や組み合わせで音がどう変わるのか文章を読んでいるだけではわからない点も多いですが、木材は好きな方なので興味深く調べることができました。今はYoutubeで比較動画を作っている方もいるのでより楽しかったです。
【ネックの仕様について】
長さはフェンダータイプを考えていたので、レギュラースケールを迷わず選びました。では、細かく仕様を決めていきます。
まずヘッドのほうから。
ヘッド形状は様々ありますがフェンダータイプなのでそちらに絞って考えます。ヘッドの大きさは音にも影響があり大き目のラージヘッドやテレキャスのようなスモールヘッドとあとRYギターさんのオリジナルヘッドもあります。
自分の比較対象だとストラトがノーマル、ジャズマスがラージ、テレキャスがスモールなので比べやすかったです。
ここはせっかくRYさんに頼むのだからということで、見た目重視。RYヘッドにします。
ヘッドの向きも選べたのですが、リバースは全く考えもしなかったのでノーマルです。
次はペグです。
RYさんの標準装備としてGOTOH製のロックペグがつくようです。ロックペグはテレキャスにもついていて、弦交換がものすごくやりやすいのでこのままいきます。
ペグも種類があって大きく分けてロトマチックとクルーソンタイプがあり、音にも影響するようです。調べてざっくりとした印象としてはロトマチックがモダン、クルーソンがヴィンテージという感じでした。それぞれのタイプにもロック式があるようです。
ロックの仕方も様々あるみたいです。これは後々ギターが完成して触ってみての感想ですが、RYさんに搭載されていたマグナムロックトラッドは自分にとっては一番使い勝手が良かったです。後ろ側のダイヤルを回してロックするタイプなのですがものすごく簡単で、最高でした。サウンドハウスさんの説明載せておきます。
https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=609#q4
ストリングガイドとナットについては気にしていなかったのでRYさんの標準仕様です。
つぎはナット幅やネックのグリップ、指板R、フレットの種類についてです。
このあたりは弾き心地にかかわってくるポイントなので自分の持っているギターや現行のフェンダーのストラトの仕様などを調べて参考にしていきました。
まずナット幅です。基準は自分のストラトST62-55です。
幅が変わると弾き心地に影響してきます。
自分のストラトを基準にすると、テレキャスが狭く、ジャズマスが広い印象です。
狭いほうがグリップしやすく、広いほうがアルペジオなど押さえたときにほかの弦に触れないのできれいにならしやすいといったところがメリットでしょうか。
調べてみると、エレキでは大体41㎜~43㎜ぐらいで自分の基準としているストラトは42㎜ぐらいです。
たった1㎜違うだけなのに全然感覚が違うのは驚きです。
ということで、無難なところで基準のストラトに合わせる形にしたいと思いました。
グリップの形状についてもストラトに合わせたいのですが、太さ広さのほかにも形状もいろいろありました。
Cシェイプ、Dシェイプ、UシェイプにVシェイプ。自分の持っているテレキャスはUシェイプに近いのかちょっと太い印象です。
この辺りは調べて、現代のフェンダーが多く採用しているモダンCシェイプを選びます。
指板Rも丸みを帯びているものから、テクニカルに向いている平らなものまで調べるといろいろありました。
そしてコンパウンド・ラジアスというローポジションは丸くハイポジションは平たいものもありました。
弾きやすそうなので、コンパウンド・ラジアスにしてみます。
そしてフレットです。こちらも高さや太さ、材質の違いで引き心地や音が変わってきます。
自分の持っているものでは、ストラト、ジャズマスが細くて低いフレットで、テレキャスが太くて高いものです。
高いフレットは弾きやすいんですが、太いのはスライドなどしたときの引っかかりがあまり好きじゃない印象があったので細くて高いタイプのものを選びました。
次に材質です、主につかわれるのはニッケルですが、RYさんではステンレスがよく使われている印象でした。
ステンレスは音が固くなるという点はあるのですが、メンテナンスフリーな部分がとても魅力的だったので使ってみたいという好奇心も含めて
ステンレスを選びます。
ネックの仕様の最後は、塗装とポジションマークです。
ネック裏の塗装は弾き心地に影響してきます。サテンフィニッシュが艶消しのさらさらした仕上げで、滑りが良く演奏性が高くなるということなのでそちらを選択。
ポジションマークは今後考えるデザインに合わせて白っぽいマザーオブパールを選びました。
実際には、相談してRYさんで作っている仕様に合わせた部分もありますが、
おおむねこのような感じで調べていってオーダーしていきました。
かなり長くなってきたので今回はこの辺りにして、次回ピックアップなどパーツ周りのことを書いていきたいと思います。
今はネットでキーワードを検索すると色々と詳しく出てくるので助かります。今回はネット記事や、本を読んで色々と調べることができました。
とはいえ、素人がちょっと調べたことですので間違っていることあると思いますので、優しい目で見ていただければ幸いです。
ギターをオーダーしてみたい ーRY Guitarオーダー記ー
オーダーギター。
世界に一本だけの特別な自分だけのギター。ロマンの塊ですよね。
一度は頼んでみたいけど、お高いでしょうし、そんなに上手くもない初級ギターリストには不相応だよなあと思っていたのですが。。。
ことの始まりは、スポルテッドメイプルのテレキャスターを見て惚れたところからです。
スポルテッドメイプルは菌の浸食によって不思議な黒い線が浮き上がった杢目でこれがものすごくかっこいいのです。
そのテレキャスターを買いたいな~、買いたいな~と思ってネットでウォッチしていたのですが、直前に別のギターを買ってしまったばかりだったので、
(新しく機材を買った後に連鎖的に良いものが見つかることがよくあるんですが何なんでしょうねこの現象(笑))
そのテレキャスターは購入に踏み切れないまま、売り切れてしまいました。
逃した魚は大きいとはよく言いますが、買えなかったものへの未練って中々なくならないですよね。
そこからスポルテッドメイプルのギターをたくさん検索しました。
たくさん検索していると、スポルテッドメイプルって杢目を活かすためナチュラルな塗装のギターが多いなと気づきました。色のついた塗装のスポルテッドメイプルってどんな感じなんだろう?さぞかっこいいんだろうなあと検索してものすごくかっこいいギターを見つけました。
それがRY Guitarさんのギターでした。
スポルテッドメイプルにブルーバースト、ナチュラルバインディング。これはもう最高です。最初に欲しかったテレキャスターを超えていました。このギターの虜になってからRY Guitarさんのホームページでギャラリーや製作期を毎日のように見ていました。かっこいいギターの製作途中の写真をみて眼福です。
ブルーバーストのギターはもう売れてしまっていて、欲しいなあと思いつつもオーダーメイドをするという気は全くなかったのですが、毎日のようにみているとだんだんその気になるものですね。。。恐ろしい。
今検索してみると、想定した価格帯だとBacchusやschecterなんかでもスポルテッドメイプルのギターは出てくるのですが(もちろん高いものはもっといろいろあります)、上記のスポルテッドメイプルブルーバーストのギターの魅力に取りつかれてしまって他の可能性を考える余地はなかったです。
では、オーダーするにしてもどんなギターが欲しいのか。
それほど弾けず、自分の音やこんな音が出したいというビジョンもあいまいな状態な初級ギタリストです。こんな状態でオーダーしようとするのですから、なかなか思い切ったことです。
ですが、夢は膨らみます。
なので色々調べて、見積もりをおねがいすることにしました。
またオーダーしようなかなと思いたってから、他のメーカーも調べていたのでそちらにも概算で見積もりをお願いすることに。
次回は、見積もりからオーダーまで進んでいきます。
色をオーダーできるハンドメイド本革ギターストラップ!
革製品ってロマンありますよね。
使っていくたびになじんで成長していく感じがいいですよね。革の財布やブーツ、鞄などハンドメイドになればより素敵なロマンがあります。
そんなロマンいっぱいの革を使った上質なギターストラップがあります。しかも、色を自分好みにオーダーできるんです。
ギターだけではなく、ストラップもこだわりの自分だけの一本を使ってみたい!ということで今回オーダーしてみました。
ギターストラップ専門店、Grande uomoさんです。
SNSで素晴らしいストラップの数々を掲載されていたのでとても気になっていたのです。Grande uomoさんの説明を見ると、ハンドメイドで上質な革をつかっており、染色もこだわっているとのこと。これは良いものに違いないと自分のアンテナにビビビと来たのと、前回紹介した蜜蝋ワックスのねこだまり工房さんとのコラボでかわいいネコのロゴの印がつくのでこれはいいなあと思ったのが決め手でした。
オーダーとしては革のグレードと、ストラップピンの穴の径と、色を選ぶ形でした。
革のグレードは2段階あって通常ランクでも十分よさそうだったので通常を選び、ストラップピンはシャーラ―のロックピンを主に使っているのでその径に合わせてもらいました。
そして一番のお楽しみ、色選びです。自分だけの色を調色してもらえるので選択の幅が広がりすぎて、かなり迷いました。
完成品の写真などを見てみると、ギターのボディーの色と合わせたり、バーストにしたり、グラデーションでフェイドまであります。美しいので眼福過ぎますね。
自分のメインのギターの色に合わせてグラデーションにしようかなと思ったのですが、他のギターでも合うような落ち着いた色がいいなという結論にいたりました。
濃い青をベースに少し紫を入れてもらうようにリクエスト。サンプル画像をホームページから写真をお借りしてストラップの色を変更して作り、色の説明に補足させてもらいました。
2週間くらいで発送連絡があり手元に届きました。
開封していきます!
丁寧に梱包されています。期待が高まりますね。
ネコのロゴがかわいく、色もいい感じです!
はじめての革ストラップで、かっこよくて大満足です!
使ってみた最初の感想をいくつか。
革のストラップを使うのがはじめてだったので、あたりまえですが布に比べると硬めです。でもこれは使っていくとだんだん柔らかくなっていくと思うし、悪い感じの硬さではないので問題ありません。聞いてみたところ、上位グレードの革の方がしなやかだそうです。
ストラップピンの穴がジャストサイズで多少キツめでしたが、スポスポ抜けるのは良くないと思うのでそうなっているのかなと。一度つけてしまえば気にならないですね。
幅広のストラップは肩の負担が軽くなり良い感じです。
長さ調整は細かくは出来ないのですが、自分は高めに構えるので短くして丁度いい塩梅でした。
結果的には特別な一本として大満足のストラップを買うことができました。これから使い込んで成長していき表情が変わっていくのがとても楽しみです。革製品のロマンですよね。
届いた記念に、ねこだまり工房の蜜蝋を塗ってみようかなと思ったのですが革に塗るには粘性が低かったので、すぐ無くなってしまうなあと。ギター用に買ったものだし勿体ないなとケチケチ根性が働いたので、ブーツ用に持っていた革用クリームをぬってみました。いい感じです。
塗ったクリームはこちら。
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ギターライフがより良いものになりそうです!
長く大切に使って行きたいと思います!
Grande uomoさん、ねこだまり工房さんありがとうございました!
ストラップは他にもペイズリー柄やスタッズを打ち込んだものなどi色々あるようなので気になる方は是非チェックしてみてください!
ギターのお手入れ ー自分なりの方法2021年版ー
大事なギター、いつも綺麗な状態にしておきたいですよね。
とはいえ、結構ズボラな性格なのでたいしたお手入れをしているわけではないのですが現時点でのお手入れ方法をまとめてみます。今後色々調べたりしてバージョンアップすることもあるのでとりあえず2021年度版の自分の方法です。
メンテナンスや調整方法は本やネットの記事等、調べると色々でてくるので正しい方法はそちらを参考にしてください。
今回まとめる方法はあくまで素人の我流の方法なので、正しくない情報が含まれる可能性がありますので注意してください。
<普段のお手入れ>
弾き終わった後など普段のお手入れです。
楽器用のクロスで乾拭きします。汗や油を軽く落とす程度なので、それほど丁寧なお手入れはしていません。
使っているクロスはモーリスのもので、金属部分の拭き取りも油分がしっかり取れるし柔らかいので気に入って使っています。
また、保管はケースに入れずハーキュレスのスタンド一本掛けか、複数立てかけれるものに掛けています。
ケースに入れず置いてあるので、どうしても埃が弦の下ピックアップの間の部分、ヘッド、ブリッジあたりに溜まってしまいます。
そこで、埃落として百均で買える化粧筆を使って埃を落としています。百均とはいえ肌に使う想定のものなので柔らかくギターに傷がつかないうえに、安いので汚れた時の交換や、なくなった時のために複数買うことも気軽にできます。
主に普段のお手入れは、この二つです。
<弦交換の際のお手入れと指板の保湿>
エリクサーのNANOWEBを使っているので、めったに弦を交換しないのですが(下手したら1年ぐらい、弦が伸びて音程が悪くなるそうなので絶対もっとこまめに変えた方が良いです。)交換する際は指板の手入れも一緒にします。
基本はギター博士の記事を参考にしています。(いつも勉強させてもらってます!)
1.指板の掃除です。
先ほどの記事にあった、TRICK Fretboard Cleanerを使用して汚れを落としていきます。
キムワイプという毛羽立ちにくいティッシュみたいなものを使っています。
それほど汚れていないと思っていたのですが、結構とれるものです。(指板を黒く染める染料ではないことを願っています。(笑))
TRICK ( トリック ) >TP11 Fretboard Cleaner | サウンドハウス
Amazon | キムワイプ 12×21.5cm /1箱(200枚入) S-200 | ワイプ | 産業・研究開発用品 通販
2.オイルを浸透させます。
掃除の次は保湿をしていきます。フェルナンデスのローズネックオイルを使って掃除でカラカラになった指板を保湿します。
FERNANDES ( フェルナンデス ) >WCS 424 | サウンドハウス
3.仕上げの保湿・コーティング
最後に保湿兼コーティングのためにねこだまり工房さんの蜜蝋ワックスを塗ります。
最近SNSで評判の良い保湿剤です。天然素材で肌に塗っても大丈夫な上質な蜜蝋になります。
金属の錆防止にもなるようなので、コーティングされてない弦を弾くときの潤滑剤として指先にちょっとつけて弾いたりもしています。
ちょうどよい粘度で塗りやすいです。
ねこだまり工房さんのHPはこちらです。おススメの品なので、ぜひ一度使ってみてください。
最後に、蜜蝋を塗ることでコーティングされた感じになりしっとりが長続きします。
どなたかが化粧に例えていたのですが、まさにその通りだなと思いました。
洗顔して汚れを落とし、化粧水で水分を与えて、乳液でうるおいを逃がさないようにする。まさにそんなイメージでケアしています。
今回のギターは比較的新しくあまり油分が浸透していないような指板だったのとエボニー指板なので万が一感想で割れたら泣いてしまうので、化粧水になるオイルを塗り蜜蝋でコーティングしました。個体によっては蜜蝋のみでも十分効果を得ることができると思います。
指板のお手入れをしたら弦を張り完成です。
<その他のお手入れ>
汚れたボディやくすんだ金属パーツなど、めったに掃除はしないのですがボディにはFENDERのGuitar Polish(廃版になって新しくなっていました。)、KEN SMITHのPRO FORMULA POLISH 楽器用ポリッシュをつかって、金属パーツにはFERNANDESのWCS スクラッチメンダー946を使用しています。
FENDER ( フェンダー ) >Guitar Polish | サウンドハウス
KEN SMITH ( ケンスミス ) >PRO FORMULA POLISH 楽器用ポリッシュ | サウンドハウス
FERNANDES ( フェルナンデス ) >WCS スクラッチメンダー946 | サウンドハウス
スクラッチメンダーは臭くないので室内でも気にせず使えます。(ピカールや車用のコンパウンドも使ったことはあるのですが、石油系の溶剤のにおいがあるのでせまい室内では耐えきれませんでした。)
フレットはスチールウールで磨いて、金属艶出し用の布で拭いて仕上げます。どちらもギターワークスさんで購入しました。スクラッチメンダーを使ってもいいかもしれないですね。
ギターワークスさんではセットもあるようです。
以上が2021年現在の自分のお手入れ方法です。色々新しい製品や情報を仕入れてより良い方法があれば取り入れていきたいですね。
最後に最近手に入れたお役立ちグッズを紹介します。百均のアクセサリートレイです。これもSNSに載っていて真似したのですが、かなりいい感じです。すぐなくなるんですよね、ピックとかカポとかチューナー。ひとまとめにするとすぐ見つかってよいです。
みなさんのギターライフが快適なものになりますように!
それでは、また!
フジゲンストラト 改造 ーその6-
前回からのつづきで、おまけのフジゲンストラト改造です。
導電塗料でのノイズ対策、センターピックアップ交換、プッシュプッシュポットでのフロントとリアのハーフトーン追加です。
まずはノイズ対策です。それほどノイズを感じてはいなかったのですが、やってみたくなったのでチャレンジしてみます。
どうやらピックガードと導電塗料でキャビティ内を箱にしてノイズ対策するのが基本のようです。
ピックガード全面ににアルミシートを貼ります。アルミシートはストラトタイプだと最初から切ってあるタイプも販売されてますね。
今回は自分で切っていきます。
適当なサイズに切って端からペタッと貼ります。この時なるべく空気が入らないように貼るのに神経を使います。タブレットの保護シート貼るよりは簡単です。
貼れたら端やピックアップの穴などをカッターで切っていきます。デザインカッターを使うとカーブも穴をあけやすかったです。
アルミシートが貼れたので次はキャビティ内に導電塗料を塗っていきます。
導電塗料はギターワークスさんでノイズ対策セットを購入しました。塗料だけではなく、アースを落とすためのパーツもセットになってるので良いです。やり方もわかりやすい動画が用意されているのでそちらを参考に塗ります。
まずはしっかりマスキングです。
こういう塗料、知らない間にどっかに飛び跳ねてるんですよね自分の場合。
学校で、習字た絵具を使うと必ず手が汚れるタイプなのでギターボディ全体をマスキングします。
一応、動画では乾く前であれば水を含ませた布で拭き取ればとれると説明されてますが、今回の改造の前に別のボディに塗った時にとれはするんですけど拭ききれない箇所も出てきて。知らない間に飛び散ったちいさい後が残ったりと結構苦労したのでつかないのが一番だという結論に達しました。
準備をしっかりすると他の部分につかないように、みたいな気を使わなくてよいので、準備に時間かけて作業はイージーにしていきます。
厚く二度塗りました。
導電塗料を塗ったらポットと繋いでアースを落としました。
そして、キャビティ内にで導電塗料が塗ってある部分にホットの配線が触れると音が出なくなるので念のため絶縁テープを貼りました。
次はピックアップとポット配線の改造です。
ピックアップはセンターを替えます。なかなか珍しいかもしれないですね、センターだけ違うとか。フロントとリアは切り替えた時の変化が大きいので良いのですがセンターがあまり変化しないので面白くないなあという理由なので実戦向きな感じではないです。
色んな組み合わせが試せるなあ、色んなピックアップの音が聞きたいなあみたいな感じとライブなど人前で演奏をする予定はないので機動力よりもバリエーションをとったということです。
センターピックアップなのですが、以前テレキャスように買ったシングルサイズのP90がなかなか良かったのでそれと同じタイプでストラト用のものを選びました。
そしてポットと配線です。フロントとリアのミックストーンを出すための配線を検索してポップギターズさんの記事に辿り着きました。ポップギターズさんは色々な配線方法の紹介や配線済みアッセンブリや、ジャズマス用のローラーブリッジの販売など自分の改造では参考にしたり、購入させてもらったりと非常にお世話になっております。
こちらの記事を参考にフロントとリアをミックスさせます。
そのためのポットはプッシュプッシュ式を選びました。プッシュプル式を試したことがあったのでプッシュプッシュはどんな感じかなと思いこちらを選びました。
改造はこんな感じです。ピックアップは位相を確認して入れ替えて、2個目のトーンをスイッチポットに変えます。
プッシュプッシュ式のポットは押すための遊びが必要なのでプッシュプル式よりも少し背が高くなります。
使い勝手は、自分はプッシュプル式の方が確実な感じがして好きかなと。ただ、ノブの形によっては引っ張りづらいのでライブでパッと変えるにはプッシュプッシュの方がいいのかなと思いました。好みの問題ですね。
音に関しては、センターにすればp90ぽい太めの音、フロントでスイッチをオンにするとテレキャスのようなフロントとリアのミックスがでて音色のバリエーションが増えていい感じです。
フロントとセンター、センターとリアのミックスもセンターのp90と相まってこれも好きな感じになりました。
ただ、フロントからセンターに切り替えた時太めの音になるのですが、フロントのジャキジャキした後から丸めの音への落差が大きいのでこもった感じに聞こえる時もありますね。最初からセンターだと気にならないのですが。
おまけで出るようになったスイッチオンをした時の全てのピックアップが鳴っているミックストーンは繊細過ぎる感じがしますね。色々エフェクトを掛けてみると面白いのかもしれません。
というわけで、6回に渡って書きましたフジゲンのストラトJST5-Rの改造もこれにて一段落です。
自分の中では完成した感じがあります。
ほとぼりが冷めた頃にまた改造するかもしれませんが、とりあえずはこのギターを弾いて楽しんでいきたいなと思います。
それではまた!
<注意:素人のDIYでの改造ですので、正しくない方法も多分にあるとおもいます。あくまで自分の記録としての記事ですので、参考にされる際は別の正しい資料や情報をあたってください。またはプロのリペアマンにお願いするのが一番の方法です。もし万が一参考にされる際はすべて自己責任でお願いいたします。>
フジゲンストラト 改造 ーその5-
フジゲンのストラトの改造の記事も5回目になりました。
前回までで一通りの改造は終わったので、今回はおまけ回みたいなものです。
一通り終わった後でも、改造って終わらないですね。あれもできる、これもできる。ネットサーフィンしてたら新しいパーツ見つけちゃったりして。
とはいえ、今回の改造でこのギターに関しては完成した感じがあり、満足しました。
今回は以下の点を改造しました。ちょっと項目が多いかな。
ストラップピン交換、ピッアップカバー交換、ノブ交換、ピックガード交換、導電塗料でノイズ対策、センターピックアップ交換、プッシュプッシュポットでフロントリアのミックストーン、裏蓋交換をやりました。
一気にというよりはちょこちょこやって行った感じですね。改造のたびに弦を交換していたらお財布が大変なことになるので、交換せずペグから外しただけだったんですがロックペグのおかげで楽ができました。
まずはストラップピン交換です。
ストラップピンはシャーラ―のロックピンが好きなので、交換していきます。ストラップの交換も楽ですし。
ただ、シャーラーのものを買っていくと余るんですよね。ストラップ側の方が。一本のストラップを使いまわしているので特に余ります。(基本的に家でしか弾かないのでストラップつけないんですけどね。)
今回はシャーラ―のものを使っていきます。過去にギター側のピンごと抜けることを経験しているのでねじ穴に接着剤を流し込んでがっちり固めていくスタイルです。もう二度と取れませんが、売る気もないですし抜け落ちの方が嫌なので。
接着剤はなんでもくっつく強力なやつをつけます。ほかの部分につくと後が残るので慎重に。
後にシャーラ―のロックピンに対応したギター側のピンをサウンドハウスで発見しました。形は若干違うんですが、機能的には自分は問題なかったのでこれ以降そちらを使っています。お値段も安くてよいです。
今回、使用したのはこちら。
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2つの形の違いはこんな感じです。
お次はピックアップカバーとノブの交換です。
もともとついていたピックアップカバーは白だったので、黒に変えたいなと思いました。
なので黒のピックアップカバーを買ってみたところなんとポールピースの幅が合わないのです。
しかもフロントだけ。
どうやらフロントだけ若干狭いようでした。そういうこともあるんですね。
こうなったら自分で作るぞと、穴の開いていないカバーを買って自分で穴をあけることにしました。でも穴の間隔を等間隔で上下もそろえながら開けるのって難しそうだなと思って、もともとついていたオリジナルのカバーをスキャンしてイラストレーターというソフトで型紙を作りました。
型紙をペタッと貼って穴をあければ楽勝だぜ~なんて思っていたんですが、ピックアップカバーの端っこが若干アールがついていてピタッと真ん中に貼るのが難しいと来ました。で、一回貼り付け位置がずれて穴の位置がずれました。(泣
一回目の失敗を活かしたおかげで二回目は成功したんですけどね。穴の大きさが若干大きかったのか、ピックアップのバルカンファイバーがチラ見えしますが味ということで。
次にノブです。
ノブ選びって楽しいですよね。自分はQ-partsが好きなのですが、3つとも同じものにするより一個だけ違うとか、そういう組み合わせが好きです。Amazonを見ていると中国製?のアバロンのブラックメタルのノブが二個セットでQ-parts一個と同じ値段だったので、これは試しに買ってみようともう一個はハラミスの透明なやつがきれいでいいなとボディも赤だし合わせてみようと購入しました。
まず、Amazonで購入した2個セットノブですが一回り小さかったです(泣
そしてハラミスの方ですが、それ単体ではかっこいいのですが取り付けてみるとなんかプラスチック感というか中のポットの軸の透け感が自分には合わなかったので止めました。
結局、中国製のアバロンノブを活かしてボリュームノブだけ同じ経のゴールドノブにしました。サドルの色ともあってますし。いい感じに落ち着いたのではないかなと。
次にピックガードの交換です。
これはネットサーフィンをしていたら出会っちゃったんですよ。
木製ピックガードって憧れますよね、それがアクリルで覆ってあってめちゃくちゃかっこいいピックガードを。
レアウッドピックガードさんです。
製作されている、ピックガードの詳細から過去のガードまで魅力的な写真が満載です。
その中で、在庫されている商品があったのでコア材を使ったピックガードを購入しました。
若干ねじ穴が違ったので、ギター側のねじ穴を埋めて穴をあけなおしました。
いや~木が好きなものとしてコア材の杢目、めちゃくちゃかっこいいです。
上にアクリルが貼ってあるので、普通のピックガードと使用感は変わりません。
これに合わせて、裏蓋も木っぽいのがいいなとこちらは自作しました。
ヤフオクで購入した花梨の瘤がでている板を(おそらく3㎜程度の厚み)のこぎりで切って、弦交換の穴をあけました。サイズなどはもともとついていたものを参考に。
全体をやすりがけして、最後に蜜蝋をぬって完成です。
表の感じとは違ってこちらもいい感じです。蜜蝋をぬると濡れ色が赤っぽくなったのでボディとマッチして大満足です。
結構、長くなってきましたね。
最後と書いたのですがこの辺で区切って残りの改造は次回ということにします。
つづく。
<注意:素人のDIYでの改造ですので、正しくない方法も多分にあるとおもいます。あくまで自分の記録としての記事ですので、参考にされる際は別の正しい資料や情報をあたってください。またはプロのリペアマンにお願いするのが一番の方法です。もし万が一参考にされる際はすべて自己責任でお願いいたします。>