フジゲンストラト 改造 ーその4-
フジゲン ストラト改造も4回目となりました、いよいよ今回の1番の難所であろうピックアップの交換をやっていきます!
何が難所かというとやはり半田付けですよね。
そういえば大昔にアコギのピックアップを取り付ける際に、ケーブルにジャックをつけたことがありましたが、もこもこになってジャックの蓋が全部締まらなかったみたいな結果になった覚えが。。。(その時は音が出たのでそのまま使いました。)
なので、半田付けは練習が必要です。
amazonでお安い中国製のミニポットが10個入っているものを購入して配線と半田付けの練習をしてから本番に臨むことにしました。
今回の改造のメニューはこんな感じ。
- 3シングルのピックアップをすべて交換。
- 5wayスイッチをOAKの5wayに、ポットをCTSに、コンデンサをオレンジドロップに交換
- ジャックをスイッチクラフト製のものへ交換
- ハイパスコンデンサーを付けてみる
ピックアップはカザフスタンの手巻きピックアップ、Electro Animalsの Rock Lionというモデルをヤフオクで購入しました。変わったメーカーのピックアップが気になるんですよね、あと名前がいいですよねロックライオン。音は試奏動画がありました。ライオンだけあってガオッって感じでいいですね!
他のパーツ類は評判のよいものを中心にサウンドハウスで購入しました。
調べてみると5wayスイッチなんかはOAKとCRLでスイッチの方さが違うとかコンデンサも種類がいろいろあってとか奥が深いです。
ポットとコンデンサの容量は間違えてはいけないポイントなので慎重に、250kのポットに0.047μFのコンデンサを選びました。
サウンドハウス、ギターワークス、デジマート実験室の記事で今回も勉強させてもらいまいました。
POTのホットなラボ / 第2回 ポットの抵抗値について|サウンドハウス
そして、配線材や半田の種類も重要のようでこれによっても音が変わるそうです。もちろん半田のつけ方も影響するようです。つけ方のうまさは期待できないので、そのほかを定番の良いもので固めます。
配線材はBELDENとSONICから出ているフックアップワイヤー、半田はKester44を選びました。
まずはギターの配線がどうなっているのか調べました。ベーシックなストラト配線です。これまたサウンドハウスの記事。本当にありがたい!
5wayスイッチの配線が国産と海外製で並びが違ったのでそちらも詳しく調べて、半田付けをしている動画を見てイメージトレーニング。なるほど、予備半田ふむふむ。。。そして購入した安いポットで配線の練習をして。
さあ、本番です!
元々の配線はこんな感じ、すっきりした感じですね。
半田付けやっていきます、まずはポットやピックアップを外して、ピックガードに取り付けてと。。。いやーもう大変でした。ポットが熱に弱いとか調べてはいたんですが、アースの取り付けが難しくて、もう一生懸命やりすぎて写真撮る暇なかったです。ジャックのホットとアースを間違えたり、ピックアップの配線を切るのがなんかもったいなくてそのままの長さでやったので取り回しに苦労したり、半田付けしているとき別の線に当たって被膜が焦げたりいろいろとやらかしました、もう一本手が欲しいですね。
そして一通り作業完了して、いざ音出し!とやってみたものの音は出ず。おそらくハイパスコンデンサーが隣のポット裏のアースに接触していたのが原因だったのでグイッと曲げて解決したりと。配線関係はあんまりやりたくないなあ~難しい。という感想になりました。
一枚だけメモ書き込み用ですが撮った交換後の写真がありました、下手なのでお恥ずかしいですが。
とはいえ、一応音は出たので今回の改造は成功ということにしておきましょう。
ほんとリペアマンの方はすごい!というのが実際やってみるとよ~くわかりました。
(懲りたのかとおもいきや、更に改造を加えていきます。やっぱり改造を自分でやるのは楽しいですね上手い下手はおいといて。)
音に関してはやはりピックアップを交換したのが大きいのか、かっこよくワイルドな音になった気がします。ですが、いろんなパーツを変えてほとんどオリジナルの部分が残ってないのでこのギターがもっていた元々の感じは変わっていないような気もしています。ミックスポジションで音が繊細になるところとか。もう一本持っているストラトとは違う感じです。あんまり詳しくわかる腕がないのですが、奥が深くて楽しいですね。
次回は懲りずに更に中身改造していきます!
<注意:素人のDIYでの改造ですので、正しくない方法も多分にあるとおもいます。あくまで自分の記録としての記事ですので、参考にされる際は別の正しい資料や情報をあたってください。またはプロのリペアマンにお願いするのが一番の方法です。もし万が一参考にされる際はすべて自己責任でお願いいたします。>
フジゲンストラト 改造 ーその3-
さてフジゲンのストラト、JST-5Rの改造を引き続きやっていきます。
ピックアップの交換!と思ったのですが、先にブリッジ周りをやります。
一番難しそうなハンダ付けがあるので後回しです。
さてブリッジですが、もともとついているのは一般的なストラトのフローティングトレモロ。サドルはプレス式です。板を曲げたような形でビンテージタイプな雰囲気です。
交換対象ですが、見た目が金色でかっこよかったので、ブラス製のブラックサドルを選びました。そしてイナーシャブロックは薄いものがついてたのでこちらもスチール製に交換することにしました。
この時は知識が足らず仕様を見てもいまいちよくわからなかったので、レビューなどをみて日本製のギターに載せました!つけました!みたいなコメントを信じて購入しました。
サドルはGOTOH製、ブロックはギターワークスのものを買いました。そしたら、たまたまうまくいったんですよ。これも本当にラッキーでした。おそらくこのギター弦間10.5mmだと思うんですが、ブロックは10.8mmだったのですがネジ穴があったので装着できました。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/41311/
https://www.guitarworks.jp/fs/guitar/gr8641/1632
サドルを付け替えたらプレートに対して斜めになったので、これで大丈夫か不安になったのですが、弦を張ってフローティングさせたらかいい感じになりました。多分大丈夫でしょう。
後々、色々知識がついてきたので思い返せば弦間ピッチも調べずによく買ったなあと思いました。一緒に買った別のFenderJapan用のブロックは弦間10.5のところ11.3を買ってしまっていたので合わなかったんですけどね。勉強代ですね。
ギターワークスさんのこちらのページにそこらへんのことが詳しく書いてあります。交換を考えている方は参考にしてみてください。
https://www.guitarworks.jp/fs/guitar/c/saddle_select
そして、サドル、ブロックときたらもちろんスプリングも変えちゃいます。
交換用としては有名なRAW VINTAGEのRVTS-1へ交換です。商品の説明に従って5本がけです。共振防止にその辺に転がってたスポンジを両面テープで貼り付けてます。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/158439/
スプリングの掛け方は音やアーミングに影響が大きいのでデジマート実験室で検証されてましたね。
https://www.digimart.net/magazine/article/2016070102068.html
スプリングの共振については他にもスポンジやティッシュを詰める方法なんかがあるみたいです。ELTのいっくんチャンネルでも紹介してました。
交換後はこんな感じになりました。
交換した後はチューニングして、フローティングスプリングを調整して、弦高を調整して、オクターブチューニングを合わせてとりあえずブリッジ周り完成です。
このあたりの調整の順番ってどうすればいいんでしょうね、勉強が必要です。
交換した結果はというと、なんか音が派手になったなあと!これも前回に引き続き同時に色々変えたのと変化前を録音するなりしてなかったので大雑把な印象の変化を感じることしかできなかったです。
でも気持ち的には色々変えて気分一新、パワーアップ!て感じなので満足いく感じになりました。
ということで、次回はいよいよピックアップ交換していきます。
<注意:素人のDIYでの改造ですので、正しくない方法も多分にあるとおもいます。あくまで自分の記録としての記事ですので、参考にされる際は別の正しい資料や情報をあたってください。またはプロのリペアマンにお願いするのが一番の方法です。もし万が一参考にされる際はすべて自己責任でお願いいたします。>
フジゲンストラト 改造 ーその2-
フジゲンのストラトの改造をやっていきます。
いきなりですが、最終的にはこんな感じの見た目になりました。
最初のスタンダードな感じの印象は全くないですね(笑
まず初めに手を付けたのはネック周りの改造なのですが、その前に本を読んで知識を付けようと思い『エレクトリック・ギター・メカニズム』という本を読み始めました。
Sonicで有名なラムトリックカンパニー代表の竹田 豊さんの著書で、ギターの構造などについて詳しく書かれています。
まずはこの本で知識を学んでいきました。が、やはり思い立ったらやってみたくなるもの同時並行で改造も進めていきます。
改造のスタートはネック周りから。ペグの交換、ネックの交換です。
結果的にペグを交換してからネックを交換したので2度手間になりましたがね(笑
ペグの交換ですが、まずは下調べ。
ロックペグが良かったのですが弦を巻いていくとロックされるロックペグは自分にはあまりうまく出来なく使いづらいなぁと思っていたのでマグナムロックトラッドというペグの裏に手で回せる部分が付いているものを試してみることにしました。
実際に購入したのはこちら。
そしてペグの交換の手順を動画で確認しました。便利な時代ですねえ、やはり文章だけよりも断然イメージしやすいですからね!
こちらとこちらの動画で勉強させてもらいました。
誰でも簡単ギターペグ交換!ストラトのペグ交換をしていく動画です。 - YouTube
マグナムロックトラッドはすごく使いやすいです。便利すぎてもうこれにしたら元には戻れません。
さて、次はネックです。
不満があったわけではないのですが、なんとなく変えてみたくなったのでぐらいの理由で交換してみます。使ったことがないメイプルネックがいいなーと、ストラトだからこれかなあ国産の中古だしいいかなあ程度の理解でヤフオクで落札。いま思えばかなりアバウトな選び方ですがラッキーなことに、この時はうまくボディと合うようなネックが手に入りました。勢いってやつも時には大切ですね。
さてこのネック、ボディと合わせてみるとポケットに隙間ができました。
どうもフジゲンのこのストラトのネックポケットはテレキャスっぽい形みたいですね。
隙間はできるけど、ネジ穴もそのままでつけかえれたのでいいんじゃないかなあとそのまま行くことにしました。これもかなりラッキーかつアバウトな進め方です。
ネックの厚みが違うとか、色々調べていたのですが今回は本当にラッキーでした。
ネックを付け替える前に、フレットのバリが出ていたので削ることにしました。
ギターワークスでフレットのエッジを丸めるヤスリを購入。
全体をマスキングして軽めに丸めていきます。
フレットの端はやりすぎも怖いので綺麗に丸めるのではなく、痛くないように軽く削るぐらいにしておきました。最終的にスチールウールで磨いて完成です。
そして気分の問題で意味があるかと言えば謎なんですが、ネックポケットの隙間をパテで埋めることに。でも後々取り外しできるようにパーツを作ってネックに両面テープで貼り付けました。パテの硬化の収縮によって最初の幅より薄くなったのでポケットがきちんと埋まってるか謎です(笑)あくまで気分とやってみたかっただけです。
そしてそして、さらにおまけでネックプレートもフリーダムのトーンシフトプレートに変えることにしました。何やら良い音がするそうな。
ナットもそのまま使ってるので、指板のアールの変化と相まって弦高が高く感じるのですがまあ弾けるので問題ないかなあと。そんなにテクニカルなプレイをするわけではないので。まあ、テクニックもないですしね(苦笑)
肝心の音はというと、ローズ指板からメイプルに変わったので劇的に変わった!と思います。うん、変わった変わった。多分。これも自分の技術の問題ですね、録音なんかしとくとよかったですね。誰かが言ってましたが、交換するのはひとつずつやって音がどう変わるか確認する必要があると。そうすると交換した部分が音にどう影響するかわかると。大変勉強になりました!
おそらくこのぐらいは変化したと思います。参考にデジマート実験室のページを紹介して今回は終わります。この実験室の記事はどれもためになって最高なのでぜひ読んでみてください。
次回は、ピックアップ周りの改造いきたいと思います!
<注意:素人のDIYでの改造ですので、正しくない方法も多分にあるとおもいます。あくまで自分の記録としての記事ですので、参考にされる際は別の正しい資料や情報をあたってください。またはプロのリペアマンにお願いするのが一番の方法です。もし万が一参考にされる際はすべて自己責任でお願いいたします。>
リペアに出す。-テレキャスターシンライン編 ~その3~ー
交換用のパーツもそろったので、前回もお世話になった島村楽器へリペアのお願いに伺いました。
ついでに弦高が高くなっているのと、6弦の3フレットあたりのビビりも気になったので見てもらうことにしました。
時間の予約を取って見てもらった結果、弦高はトラスロッドの調整ですぐ直るが、ビビりを直すためにはフレットのすり合わせが必要だということ。
ピックアップの交換と合わせると見積もりで、そこそこの値段になったので(といっても特別高いわけではなく、料金表の値段です。)少し悩んだけど弾きやすくなるならすり合わせもやってもらうおうとお願いすることにしました。
納期は1週間ぐらいでできると聞いたのだけど1週間たっても連絡がなく2週間ぐらいして電話してみたらもうすぐできますとのことだったので、結局2週間ちょっとぐらいかかったかな。結構混雑してるみたいだからそんなもんなのかも。
リペアの結果ですが、大満足でした!弦高もすごく低くなったし(これ以上下げるにはフレットの打ち直しが必要とのことでした。)ビビりも無くなったし、音も太くいい感じの音になりました!
この改造は大成功だったんじゃないでしょうか。いや~、満足です。見た目もかっこよくなってますますこのギターが気に入りました!フレットのすり合わせも体験できて良い経験にもなりました。
これからこのギターを楽しく弾いていこうと思います!
リペアに出す。-テレキャスターシンライン編 ~その2~ー
さてさて、テレキャスターシンラインの自分好みの音を探してみます。
そもそもシンラインいいな~と思ったのはこちらの動画からなんですよね。
ギターフロンティアというお店の店長さんがやってらっしゃる試奏動画で、ギターが好きなのがとても伝わってきて見ていて楽しい動画です。
この動画のシンラインの音がいいなあと思ったのです。
ふむふむ、太い音でハムバッカーがのっているという感じですね。(この時はワイドレンジハムバッカーという存在は知らず)
では、ハムバッカーにしましょうとおもったのですが、自分のシンラインは両方ともシングルサイズのピックアップがのっているので、ハムバッカーは簡単にはのせられない。
どうしたものかと、サウンドハウスを見ているとなんと素晴らしいものがあるではないですか!
シングルサイズハムバッカー、これですよこれ!これにすればいいんです。
ただ、両方とも同じハムバッカーを乗せるのは面白くないなあと思い至ってしまいました。
そして、P-90というピックアップはシングルコイルとハムバッカーの中間の音が出るという面白い情報をキャッチ。
もう直感的にこれにしようと、ただこちらもサイズ的に無理。どうしたものかと検索していると、あるではないですかシングルサイズでP-90の音が出るピックアップが。よしよし、これにしようと決定したものの音のイメージができず、またYoutubeをさまよいます。
見つけました、P-90とハムバッカーの組み合わせの動画。
ギター博士というレッスンや、機材のレビューなど幅広くキャッチ―に紹介している素敵なチャンネルです。とてもお世話になってます。
この動画で、なるほどなるほどと。音のイメージが湧いたのでサウンドハウスなどでピックアップを購入。ついでにピックアップカバーは金色がいいなとか、ノブを一個だけ金色にしてみようと追加で購入しました。
今回購入したピックアップはこちらです。
LUNDGREN ( ラングレン ) >Tele.P-90 Neck 送料無料 | サウンドハウス
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) >ST59-1b Little '59 送料無料 | サウンドハウス
さて、次は購入したパーツをもってリペアをお願いに行きます!
リペアに出す。-テレキャスターシンライン編 ~その1~ー
ギターを改造するっていいですね。わくわくしますね。
ということで、またリペアをお願いすることにしました。
今回お願いするのは、walhalla guitarsという北海道の個人工房で作られたテレキャスターシンラインモデルです。
ヤフオクで年末セールを行っていて、ちょうどシンラインかっこいいなあと思っていたのと有名どころではないギターがいいなという思惑が合致して購入しました。試奏もせずによく買えるなと思われる方もいるとは思いますが、見た目から好きになってもいいと思うんですよね。それに腕もないので試奏しても分からんというのが正直なところ(笑
ナチュラルカラーでとてもかっこいいギターです。初めてテレキャスを弾いたのでストラトとのネックの違いやハードテイルのテンション感、ピックアップの音の違いが新鮮でした。
単純にFホールのあるギターってかっこいいですよね。テレキャスターシンラインの見た目が好みすぎます。
使われているピックアップはTone Emporium TE-05 Custom'52です。こんな感じのテレキャスらしい音です。(だと思うんです、これがテレキャス初めてなので話半分で聞いてください)
ただ、弾いてると心変わりしてきたといいますかテレキャスらしいシングルのパキッとした音って自分の好みじゃないかもという気がしてきました。(あくまでこの時点では、の好みです。)
そしてカラッとした北海道からジメッとした本州に来たことや季節が冬から夏に代わったことでネックが動いて弾きづらくなってしまいました。ネックが鳴りを重視したオイルフィニッシュなので動きやすいというのもあるかもしれません、オイルフィニッシュの手触りや弾き心地はすごく好きになったので、環境の変化や扱いがちょっと難しいのかなとギターに勉強させてもらいました。
後はローフレットのビビりもちょっと気になったのでそれらをまとめてリペアをお願いしようという考えに至りました。トラスロッド回したり自分で調整できればいいんでしょうけど、やはりまだ怖いですねえ。
それでも、5度ぐらい回してみたりはしましたけど変化はわからず。。。ここはプロにお願いするのが吉ですね。
購入元の保証もついていたのですが、ハードケースのないギターの発送ってかなりの手間なので近場で相談できて、すでにお願いしたことのある島村楽器に今回もお願いすることにしました。
とても気に入っていて、改造やリペアをすることでさらにお気に入り度が増し、自分の相棒のようなギターになること間違いなしです。
それでは、お願いする前にサウンドハウスやYoutubeで情報を集めることにしましょう。
つづく。
リペアに出す。ー Fender Japanストラト編ー
ジャズベースのリペアで味をしめたので、次はFender japanのストラトを持っていくことにしました。
このギターは10年ちょっと前にヤフオクで2万5千ぐらいだったかで、購入したものです。最近ジャパンビンテージなんていわれて、JVシリアルの物がすごいみたいな話で価値がでている?ようですが(フジゲン製造で木材が良いとかなんとか。ギターマガジンで特集も組まれていましたね。)
このギターはなんと!JVシリアルではありません(笑
まあ、そんなにうまい話はないですね。
とはいえ一応Aシリアルなので85年とかそのあたりの一番グレードの低いギターですST62-55なので当時5万5千円のものかと。で、調べてみるとボディ材がアルダーとバスウッドが混ざっている時期で自分の個体はどちらなのかわからないのでこれもリペアついでに見てもらうことにしました。
さて本題のリペアですが、このギターちょっとまとまりすぎて面白くないなあと思っていたところだったので、ピックアップの交換とアッセンブリも交換してみることにしました。そこでチョイスしたのが、ロシアのAlexander PriboraのHot CustomとSonicのブレンダー搭載のアッセンブリ(TURBO BLENDER)にしました。
選んだ理由は、使ってみたいな~という軽い気持ちです。本来はこういう音がほしい!とかこういう使い方したい!みたいな理由だとは思うんですが、自分の場合はやってみたいなという軽い気持ちでした、ライトに改造を楽しむのもありかなあと。。。
ピックアップはヤフオクで購入、アッセンブリはサウンドハウスで購入。
その二つを持参して、島村楽器へリペアの依頼をお願いに行きました。
今回はピックアップ交換、アッセンブリの交換のほかに基本的なセットアップとピックアップカバーに合わせてノブも焼けていない白いもの交換もお願いしました。(レリックはやってますけど自分は新しい方が好きなので)1週間ぐらいで作業してもらいました。
返ってきたギターは、ピックアップとアッセンブリの交換で楽しく弾けるギターになったのですが、一番感動したのはセットアップしてもらった弦高の低さ!めちゃくちゃ弾きやすくなって帰ってきました。いままで弦高とかネックとか怖くていじったことなかったのでこんなに違うのかと感動しましたね。調整ってヘタクソにとっても大事なのですね。
そして、木も見てもらって(最初にお願いしに行った際に弾いてみた感じでもおっしゃってたのですが)アルダーということが分かりました。
リペアマンってすごいなと思った、良いリペア体験その2でした。
ちなみに交換したAlexander Priboraの試奏動画はこちら。ロシアの手巻きピックアップで割と評判が良いみたいです。直接買おうとしたらうまくいかなかったのでヤフオクで買いましたがお手頃価格でよい感じだと思います。
Sonicのブレンダーはこちら。
SONIC ( ソニック ) >TB-402 TURBO BLENDER 4 JAPAN 送料無料 | サウンドハウス